3年前、パリに訪れた際に見損ねてしまった「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を見るべくいってきました。

▼ムーラン・ド・ラ・ギャレット


実際の場所はこの風車の下。
 
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当時の時代背景は決していいものではなかった。
1870年代、普仏戦争で敗戦。モンマルトルは、王政復古を望まない反乱分子コミューンの拠点になっていた。5.21血の一週間の大虐殺でコミューンは崩壊。売春などもあったらしい。

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ピカソも「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」という作品を描いているが、
こちらは非常に暗い印象。そしてこちらが現実に近いらしい。

ルノワールの日本人ウケがいいのは「悲しみ」を描いていないから。
本作からも、暗い世の中に対して理想の社会を提案する意思の強さを感じる。

出自も貧しく、時代背景にも恵まれず、それでも社会に光を照らし続けた
これこそが「幸福の画家」と言われるルノワール絵画の真骨頂。


風景画

私は、風景画なら、そのなかを散歩したくなるような絵画が好きです

とルノワール自身が言っているように、その中に入ってみたい絵がたくさん。

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シャンロゼーのセーヌ川

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イギリス種の梨の木


サクレクール寺院とか、ムーランルージュとか、印象的な階段とか、
モンマルトルの有名どころの絵画もずらり。なつかしい。 

ジュリー・マネの猫のキャンペーンをやっていたので、
最後に本当のモンマルトルにいた猫を載せてみる。