デジハリの9月入学者向けの早期講座を受けてきました。

最初は「コモンセンスを知る」という話で、モノの値段はいくらが安いのか、どれくらいのモノが大きいのか、といった「世の中の平均値」を理解するという話でした。そのためには、日常生活の中でデザインを観察して、違和感を感じたら「なぜ」と問いかける姿勢をもて!という、デザイナーに限らずクリエイターなら皆初めに教わることですね。

そして次の話で、デザイナーの目線に感心してしまいました。
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こちらはテレビのリモコンなわけですが、通常のリモコン(左)には約50個のボタンがついています。多すぎです。しかも、もう使うことのない「アナログボタン」まで残っています。一方AppleTV(右)のボタンは3つのみ。テレビ画面の中で操作させることで、リモコン自体は限りなくシンプルになっているのです。ちなみに、後者の方が機能が多く、アップデートも容易だそうです。このようなデザイナーの目線で世の中を眺めたら、無駄なものや、足りないものって、まだまだたくさんあるのだろうなと感じます。


そして、今のデザイナーには、
グラフィックや機能をデザインするだけでなく、
コミュニケーションをデザインすることが求められているという話へ。

例えば、macを起動したらユーザーの登録情報から「happy birthday」と表示してみたり、お店のドアノブに「いらっしゃいませ」の点字を貼付けてみたり。
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そして極めつけがコレ。NIKEの広告で、座る部分が外されていて「RUN」と一言だけ書いてあります。

こんな風に人の感情がどのように流れるか(=コミュニケーション)を考えるのが、今のデザイナーの仕事になってきているのです。今まで何度も聞いてきたコミュニケーションデザイナーという職種を、今日初めてしっかり理解できた気がしました。