前回の記事で、雨の公園も一興なんて書いていましたが、実はその雨のせいでウォーターフロントフェスティバルが一回中止になっています。僕は予備日を用意していたので、そちらで見ることが出来たのですが、四国まで来て見られなかったら本当に洒落にならないところでした。

それでは、そんなトラブルもあった上での「チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り」のレポです。 

「香川ウォーターフロント・フェスティバル」@サンポート高松 せとシーパレット付近


「平家物語 ウォータースクリーン絵巻 源平屋島合戦の巻」
ウォータースクリーンにホログラム映像を映し出すことで、1185年の屋島の戦いを再現しています。先日マイケルジャクソンをホログラムで復活させた映像が話題になっていましたが、デジタル技術で何かを復活させるというのはロマンがあっていいですね。


「ぐるぐるリール」
皆で協力しないと釣れない「鰐鮫」です。若い女の子がテンション高めに遊んでいたのですが、僕にはそれほど刺さらず・・・。ただお魚が釣れるだけでなく、その後に地域活性化につながる何か(限定クーポン付けるとか)を加えてみても良かったのではないかと。
 
 
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス」
そして一番臨場感とスピード感があったのは、この作品でした。メインで携わっていたのはたった1人で、その方が2年間かけて作られたそうです。


「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」@高松市美術館
 
 
上から落ちてきた漢字が人の影に反応して、その文字特有のアニメーションを見せるというインタラクティブ作品です。

子供たちが多く、彼らは我先に文字を触ろうと必死に走り回っているので、大人が手を伸ばしていると少し恥ずかしいです。が、ここまで来たのならば、触らなければ帰れないわけです。そこで、端の方で文字が落ちてくるのを待機しつつ、子供たちが走ってこないのを確認した上でタッチ!すると、タッチした部分に文字がスーッと吸い込まれアニメーションが登場しました。なかなか面白いです。空、虹、雪、花あたりが好きですね。


「世界は、均質化されつつ、変容し続ける」@情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ
 
 
ボールをタッチすると色が変わり、それが他のボールに接触すると、同じ色が次々と移っていくという作品です。

けっこう強めに叩いていい感じです。鏡を上手く使うと、無限に広がっているように見えます。ボールをかきわけてグイグイ進んでいくとボールの反応が感じられて面白かったです。


<感想>
猪子さんが大切にしている「体験」、そして「共創」の考えが少しはわかった気がします。今回の作品のように、技術のすごさを見せつけるのではなく、物語やメッセージを伴ったテクノロジーは素敵だなと思いました。